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フィル/ストロークの8つのメニュー。


《フィル/ストロークの8つのメニュー・・・つまり8つのメニューという事か……。》


『inkscape』の


フィルとストローク

*フィルとは*

フィルそのものには『満たす』という意味があり、音楽では即興演奏などで空白を埋める事を『フィル』と言います。つまり『みっちりと空白を満たすモノ』=『面』を表しているといえます。

*ストロークとは*

ストロークそのものには『往復する』という意味があり、テニスなどの球技でボールが行ったり来たりする事を『ストローク』と言います。またはエンジンのシリンダーの動きもストロークと表現されます。つまりこの場合、『空間を移動するモノ』『線』を表しているといえます。


『inkscape』では、あらゆるフィル(面)にもストローク(線)にも自在に色を付けることが出来ます。しかし実際に色を指定したりできるのは、ここではありません。ここは飽くまで『着色統括部門』で、実際に色を指定したりグラデーションを作ったりするのは、

『グラデーションツール』

になります。

フィルがみどり、ストロークがあか

以下はそのメニュー。

フィル/ストロークの8つのメニュー。

左から、


『フィル/ストロークの削除』・・・フィル、ストロークを削除。

『単一色』・・ベタ塗り。

『線型グラデーション』・・・一方向に直線グラデーション。

『放射グラデーション』・・・中心から外に放射状のグラデーション。

メッシュグラデーション』・・立体的なグラデーション。

『プリセットパターン』・・・プリセットパターン。

『スウォッチ』・・・直線グラデーションと放射グラデーションの共有。

『アンセット』・・・何もしない……。未設定。


(アンセットにはさらに『』『』があり、)



フィル/ストロークの削除。


選択したフィル、またはストロークを削除します。


表示モード・アウトライン

単一色。


選択したフィル、またはストロークに単一色をベタ塗します。


直線グラデーション。


選択したフィル、またはストロークに、直線グラデーションを施します。ただし、

ここでは、すでにでき蚊がったグラデーションパターンを選ぶだけ。実際のグラデーションパターンは、

『グラデーションツール』

を使います。

グラデーションツールの使い方。



放射グラデーション。


選択したフィル、またはストロークに、放射グラデーションを施します。ただし、

ここで出来るのはすでにあるグラデーションパターンを選ぶだけ。実際にグラデーションパターンを作るには、

『グラデーションツール』

を使います。

グラデーションツールの使い方。


メッシュグラデーション。


選択したフィル、またはストロークに、メッシュツールを施す事が出来ます。ただし、

ここで出来るのはメッシュパターンを選ぶ事だけ。実際のメッシュパターンは、編集テーブルのパターンを選ぶだけ。実際にメッシュグラデーションを作るには……、

『メッシュツール』

を使います。

メッシュツールの使い方。


プリセットパターン。


 選択したフィル、またはストロークに、ストライプやドットや丸など、様々なプリセットパターンを施せます。パターンはオリジナルを作って alt + I で登録する事も出来ます。便利なプリセットパターンですが……、

《パターンはパブリックドメイン(だれがどうでも好きに使ってもいい)モノではないモノもあるので、その辺、面倒くさいと思うなら、使わないのが無難かもしれません。》


スウォッチ。


 選択したフィル、またはストロークに施した、自分のオリジナルカラー(直線グラデーション、)放射グラデーションも)登録する事が出来ます。絵の具の場合もそうですが、同じ色ってなかなか再現できませんよね。そういうオリジナルカラーを名前を付けて保存できます。

名前は『TEST GRADATION』と付けました。


アンセット。


未設定。これが一番把握しにくい項目ですが、アンセットとは塗りが削除された状態とは違います。この設定には『クローン』が大きく関わっています。

『クローンとは?』


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