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『いきてるきがする。』《第19部・冬》




 第96章『ウサギとペンギン』

 去年はウサギの着ぐるみでエライ目にあったから、今年は普通のバイトにした。でもなるべくお金のいいやつ。年末までの短期バイトだから、多少無理してでも稼がないと、彼女と過ごすスイートなクリスマス&ハッピーニューイヤーが今年もまた台無しになってしまう。

 彼女は派手な洋服が好きだから俺もそれに合わせて、普段着ないような派手な服を選ぼう。しかし派手な服は大概、高い。だからそのために、時給がやけに高い、徹夜通しのオフィスの引っ越しのバイトを選んだんだ。

 思えば去年は、本当にひどいクリスマス&ハッピーニューイヤーだったなぁ……。

               *

 JR大森駅前に午前5時半、まだ真っ暗な路上には人影がいくつかあって、パンを齧ったり、煙草を吹かしたりしたりしていた。とうとう俺も、この仲間に入ってしまったか……。

 初めに言っておくけど、俺は強烈なレイシストだ。人種とか国籍とか性別とか、そんなわかりやすいモノばかりじゃない。生まれた都道府県も、声も、顔も、血液型も、背の高さも、髪の色も、直毛かくせっ毛かも。とにかくすべての違いを、俺は差別する。そしてそのすべてにおいて自分がゼロ点で、それ以外はマイナス。

 だから世界基準とは、

 日本人の男で、京都府出身のAB型で、声はやや低く、顔はやや大きく、身長は175㎝で、髪は巻き毛で、メンヘラで派手好きな日本人の彼女がいること。これが世界基準であり、それ以外はすべてがマイナス、ということになる。

 とにかく、平等なんて言う胡散臭い概念が世界中に差別をまき散らしていることはもう疑いようもない事実だ。俺はそんな茶番と戦うために1年かけてやっとここまで来た。いや、ここまで落ちた。そしてこんな、夢も希望も捨てた、いや、夢からも希望からも捨てられた抜け殻のような連中と一緒に、たぶんこのままワゴン車に乗せられてどこかのオフィスに連れていかれることだろう。いいじゃん、なんて普通なんだ。

 夜が開け始めた窓からベイブリッジが見えた。なに?横浜? そんな方に向かってるの? いろんな形のビルがたくさん並んでいて、まるで陽気な墓場のような街だ。隣のおっさんはぐっすり寝ている。ああ、コイツはこんな景色見やしないだろう、見たってなにも感じないだろう。ぼんやり酒臭い。こんなヤツでもできる仕事が、この世の中にはまだまだたくさんあるんだなぁ。ナメたもんだよ。

 オフィスに着くと、同じようなワゴン車から同じような連中がぞろぞろと降りてきた。いずれ劣らぬ、役立たずの顔。こんな奴らと仕事をするのは誰だって嫌だろう。きっとみんなそう思っているに違いない。そして俺もそのうちの一人。いいじゃんいいじゃん、極めて普通じゃん。

 仕事はきつかった。オフィスの機器は全部アホのように重く、昔やんちゃしてました、みたいないかつい現場主任が、精密機器だから揺らすなよ、壊したら自腹だからな。なんて言ってる。じゃあ壊してやろうか。お前が主任なんだから責任被らないわけねーだろ。

 そして昼。一応1時間の昼休み。飯を食うのも億劫なほど疲れていた俺は、黒コッぺを半分だけ食べてとりあえず寝ることにした。オフィスの床は思ったより優しかった。

 ポツポツと水滴が落ちる音が聞こえる。それが何の音だか、俺は気付いていながら、ん? 何? 水道の、栓かな? なんて間抜けな事を言って笑っている……。

 俺は逃げている。本当の俺はしっかり手を握って、大丈夫だよ。大丈夫だよ。なんて囁いている。

「おい、起きろ。午後だ。」そういわれて目を開けると本当に午後になっていた。午後も仕事はきつかった。みていると、怠ける奴はだいたい決まっていて、軽そうなパーティションとか、電話機とか、コピー用紙の空箱ばかり運んでいる。行きの車の中で寝ていた酒臭いおっさんはもちろんこのグループに所属している。同じ労働時間に対する仕事量の差が、レイシストの俺を寧ろ生き生きとさせる。俺の軍手はボロボロなのに、オヤジらの軍手は抜けるように白い。事故が起きればいい。必ず、明日の朝までに、どこかでデカい事故が起きますように。そんなことを呪詛のように反芻しながら、俺は敢えて重い機器ばかりを運んだ。本当のレイシストは行動が伴わなければ本当には成就されない。違いを徹底的に見せてやらなければ、すべてがマイナスの野郎どもを本気で失望させることなどできない。ビルの外に出るたびに俺の体じゅうからもうもうと湯気が立っていて、まるで印象派絵画のようになった自分が、実はそれほど嫌いじゃない。

 差別って、こういうところに優しく作用したりするから嫌われるんだろうな。差別の結果が美しいなんてそれこそ茶番だと。役立たずどもはそう言いたいんだろ?  

 頑張ったことがないお前らはこんな湯気、立てたこともないんだろう。空箱ばっかり運びやがって。あの酔いどれオヤジに、仮に俺の仕事をやらせたら、湯気が立つ前に必ず言うだろうな。 差別だ! って。そうだよ、それがどうした? 誰がお前なんか平等に扱うかよ!

 

                 *

 頭の中で槇原敬之などをかけながら、僕はウサギの着ぐるみを着て風船を配っていたんです。付き合ってた彼女が結婚することが分かり、もう気持ちがグチャグチャで、自分が人前にいることすら容認できなくなっていたので、僕は仕方がなくこの仕事を選んだんですが、やってみると、そこにはもう大嫌いな自分はいない。そればかりか知らない人までニコニコと手を振ってくれる。ウサギパワー、すげー!

 僕は自分にはウサギになりきる才能があると気づき、もう風船を嬉々として配りまくったんです。子供達は大喜びで受け取ってくれるし、可愛い女の子が、一緒に写真撮って、なんて。

 今後絶対、一生ない事だ。

               *

「10月いっぱいで退社するって聞いたけど、そのあと、どうするの?」

「結婚する。」

そんな言葉って、この世に、ある?

 急に心が逆戻りした。せっかく自分がいない世界を思う存分に楽しんでいたのに……。

 クリスマスのイルミネーションに彩られたアーケードから流れてくる人ごみの中に、僕は、シュッとしたイケメンと歩いてくる彼女をみつけた。クリスマスカラーを指し色に、オフィスでは見たこともないほどオシャレに着飾った彼女と、僕とは似ても似つかない背の高いマフラーをふんわりと巻いた上品な男が近づいてくる。

 あ、ウサギさんだ! 聞いたこともないような甘えた声で彼女が僕を見て笑っている。ウサギさん、私にも風船ちょうだい。 僕は一瞬たじろいだ。まだ2か月しかたってないんだから、彼女が世界で一番好きな事に何の変りもなかった。しかし僕にはウサギになりきる才能があった。ここぞとばかりに思いつく限りの可愛いポーズを、僕はとった。可愛い!!彼女は大喜びで、イケメンも喜ぶ彼女に満足げだった。僕は風船を一つ取り、紐の先に輪っかを作った。そして彼女の左手をとり、薬指にその輪っかを嵌めた。

 え?ウサギさんにプロポーズされた? どうしよう!

 彼女は一瞬驚いたような顔をしたが、僕はすぐに手をたたいて、両手を大きく広げて二人を祝福するポーズをとった。イケメンは、ありがとう、と照れくさそうに笑った。

 遠ざかっていく2人の姿を見ながら、僕は自分のいない世界が、どれほど円滑に回っているかを痛いほど知った。自分がすべての基準からずれている。自分がいない事が、すべてにおいて正解。

                *

 つまりだ。俺が今こうして生きているという事は、俺以外すべてが不正解でないと辻褄が合わないという事だ。水の落ちる音が、ぽつ……、と止まった。

 午前零時を回ると『午後』という徹夜仕事は、午後1時から始まった。自分の膝小僧の上で目を覚ました時、メールの着信に気づいた。彼女のお母さんからだった。

『幸恵、今、亡くなりました』

 とびきり重いコピー機の前にはなぜかあの酔っ払いのおっさんがいた。仕方なしに、といった感じでやる気はまったく感じられなかったが、飲み足したのか酒の匂いは感じられた。俺はこのおっさんとエレベータまで、何とかコピー機を運んだところで、「客用のエレベータ使うなって言っただろ!」という主任の声がした。コイツ、寝なくて平気なのか? 昔やんちゃやってただけあってスタミナだけはあるようだった。

 幸恵が自殺を図ったのは今月の初めだった。もう何度目だろう。気を付けてはいたが今回も防げなかった。ウサギの頭を外した瞬間に俺の世界は完全に閉じた。そして真っ暗で見知らぬ世界には俺と、幸恵だけがいた。幸恵と俺は同じだった。まさかこんな子が、ペンギンの中に入っているとは思いもよらなかった。

 幸恵は触れ合うことを極端に嫌った。まなざしが触れ合う事すら嫌がった。俺にはその訳が手に取るように分かった。じゃあ、そのままそうしていればいいのに。他人なんかどのみち、自分勝手に期待して、そして自分勝手に幻滅して去っていくだけのモノなのだから。でも幸恵は殊更明るく振舞おうとした。そして常に血を流していた。

 ねえ、今度一緒にディズニーランド行こうよ!! そう言って派手に着飾って、ミッキーとハイタッチして、ピースして写真を撮って。もう見ていて涙が出るほど、彼女は必死に頑張るのだ。

 よし、じゃあ今度、一緒にイタリアのフィレンツェに行こう! フランスシャンゼリゼ通りにも行こう!リオのカーニバルも見て、フィンランドにオーロラを見に行こう!

 彼女は喜んでいた。それが果てしなく彼女を傷つけている事に、俺は俺は気づいていなかった。

 いや、きっと気付いていた。彼女は俺と同じなのだから。気付いていながら俺はわざと、自分を慰めるためだけにそんなことを言ったのかもしれない。俺はその時も逃げた。彼女を踏み台にして。

 エレベータからコピー機を下ろそうとしたとき、酔っ払いのおっさんが戸袋に手を挟まれた。ギャーという耳障りな叫び声と同時に酒の匂いが飛び散った。慌てて飛んできた主任が俺に、「お前、何やってんだよ!」と言った。

 知らねーよ!ボケ!!

 俺はボロボロの軍手を投げ捨てて階段を下りて外に出た。雪が降っていた。真っ黒な空から白い雪がさも意味ありげに落ちては消えた。遠くに高速道路が見えた。

 さて、東京はどっちなんだろう……。俺はとりあえず高速道路を目指して歩いた。

★偉人とシロネコ(文豪編)★


●夏目漱石(SOSEKI NATSUME)



●芥川龍之介(RYUNOSUKE AKUTAGAWA)



●樋口一葉(ICHIYO HIGUCHI)



●泉鏡花(KYOKA IZUMI)



●宮沢賢治(KENJI MIYAZAWA)



●太宰治(OSAMU DAZAI)



●三島由紀夫(YUKIO MISHIMA)



●川端康成(YASUNARI KAWABATA)



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『いきてるきがする。』《第18部・秋》




第95章 『同じ場所、同じ時間に同じ。』

 少しずつ日が暮れていきます。夕日は足元あたりにやや佇んでいるようにも見えますが慌てた様子はありません。私ですか? 私は元気ですよ。でもその状態がいいのか悪いのか、いつまで続くのかは私には分りません。もうずいぶん長い間ここで同じことを考えています。やはりこれといった結論など出ないように思われます。結局私はこれからもここでずっと同じ事を考えていくより他に無いようですね。ただこの足元の明るさと温かさをどう解釈すればいいのか、それだけが私に委ねられた唯一の『今』のように思われるのです。

 『昔の子』『今の子』は今日も一日の勤めを終え、家路につこうとしています。40歳をとうに超えている2匹の金魚の泳ぐ水槽は今日もピカピカ。パンも弁当も一つも売れ残りませんでした。完売御礼。とてもいい日でした。そうして2人が帰ると店は空になり、やがて日没とともに私を巻き添えにして闇の中へと消えていくわけですが……。

 この子たちはいったいどこから来て、どこに帰っていくのか、実は私はそれを知りません。というよりもまだ決めていないのです。私が決めれば済む事なんですがね。今のところ彼らは毎日、どこからともなく現れて、どこへともなく去っていくことになっています。この曖昧さは不自然ですか? ホントに? 私が思うに、それは曖昧でも不自然でもありません。だって一般の人達だって同じでしょう。毎日電車で出会う人の事など、お互いに何も知らないのですから。彼は一体どこから来て、どこへ帰るのかなんて事をいちいち不思議がったところで仕方がありませんししません。ただ、大勢の人がいろんな場所でいろんなことを考えながらいろんな人と暮らしているんだろうなぁ……、と漠然と思うだけです。『現実』という、さも賢げで自信ありげなモノの99%以上がそれで埋め尽くされているんです。

 ただ、

 ストーリーという残酷な概念に、私の人生は常に縛られ続けているのは事実です。そして矛盾とか誤解というものに抗いきれずずっと苦しんで来ています。これまで通り、ここにいればいいのに、ここにずっといて、同じことをずっと考えていればそれで何の問題もないのに。そうして毎朝現れる『今の子』『昔の子』に、まったく疑いのない笑顔で、おはよう、とそういえばすべて丸く収まるというのに……。

 では、失礼します。そういってまず『今の子』が先に店を出ていきました。夕暮れはもう息絶え絶えです。『今の子』はかつて、自分は両親からのいじめを苦に自殺したのだと言いました。でも私は驚いたりしませんでした。なぜならば、私はその現場にいませんでしたし見てもいませんから。

 ほどなく『昔の子』も、じゃあ、失礼します。と言って出ていきました。わずかの時間差とはいえ外はほとんど真っ暗です。『昔の子』は戦後すぐ、餓死したのだといいました。最後、自分の手から滑り落ちた水粥が残った茶碗を、もう自力では拾えなかったといいます。

 それぞれの時代、残酷な死に方をした子供はきっと他にも大勢いたと思われます。こうしてストーリーが私の立ち位置をぐいぐいと押し狭めてきます。

 わかっています。私はいずれの出来事に対しても無力です。駄々、受け止めて従うしかないのです。しかし、私はそのいずれの出来事に対して、どうしても強い自責の念だけは抱かざるを得ないのです。私がその場にいれば、『今の子』『昔の子』も、西郷隆盛太宰治芥川龍之介も、死なずに済んだかもしれない。

 私はきっと今、『今』という完全平面の上に横たわっているのです。そしてその同一平面上には、宇宙・人類の普遍で無限の『今』があるのです。だったらば、私は何としても、『今の子』、『昔の子』、西郷・太宰・芥川3氏の落命の際にも立ち会えたはずなのです。

               *

 私の父の本当の母は、父が2歳の時に病死したそうです。当然私は会った事も、写真を見たことも、その存在についても聞いたことすらなかったのですが、私が結婚することを決め、妻になる人を連れて帰った夏の日に、突然父が、墓参りに行く、と言い出しました。私は盆に墓に参る事をことさら疑いませんでしたが、車に乗って墓に行く道がいつもと正反対であることにはすぐに気が付きました。やがて細い農道のドン突きにある見知らぬ民家の前に車を止めると、父は中に一声かけた後、その民家の手桶と酌を借り、また見知らぬ山の小道を、私と妻などいないかというほど自分勝手に登っていきました。やがて小さな墓石の前に立って、やっと連れてこれた。と呟くように言いました。「これが、お前のホンマのおばあちゃんの墓やで」墓石は苔生し、小塚の傾斜に合わせてすでに斜めになっていました。やがて崩れてなくなることは見てすぐにわかりました。父は勝手に線香を点け、そのあとに線香立てがない事に気づくと墓石の前に横に置きました。そして手を合わせると、お前らも線香あげてやってくれ。と言いました。

 私は婚約者の手前、やっと思いとどまりましたがその時、父に対する猛烈な嫌悪が吹き出しそうになったのです。

あんたはやっぱり勝手な人だ!

 自分だってよく覚えていない実母の墓前に、さらに何も知らない婚約者と私を連れてきて、あなたの孫ですよ、この度、結婚することになりました。と報告したところでなんになる? 覚えていないんだろ? あなたは悲しんでもいない自分を憐れんで、知りもしない母を慕い、苦しくもない事を苦しんで生きてきた。

 茶碗を落として拾えなかった少年の事を話してあげよう。

 母親の苛烈ないじめを苦に自ら命を絶った少年の事を話してあげよう。

 私がさいなまれているのは、彼らをどうしても救うことなど出来なかったという自責の念です。そしてそれを強いるストーリーです。私はじゃあ、何のために今、彼らに会って彼らと話をしているのでしょう。 幸い、彼はその事実について、私が知っていることを知りません。知らずに働いてくれています。私はなにも質問はしません。彼らも私に何も質問はしません。それはただの不文律なのか信頼なのかはわかりません。

 やれやれ、とっぷりと日が暮れてしまいました。その闇の中で、私はまたそれが自分の『今』だ、なんて言い始めて、まったく別の話をし始めるかもしれませんよ。でも決まっている事が一つだけあります。それは私が、幸せを目指しているという事。どんな材料が悪くても、そこから幸せを目指すことは必定だと思うからです。たとえ目の前にこんにゃくしかなくても、それを使って岩を掘り続けるべきだと思うわけです。もちろん、ストーリーはそれを邪魔します。こんにゃくで?岩を? 掘る?? と、あざけ笑います。

 いいじゃないですか、矛盾や誤解があったって、想像の域を出なくったって。それが間違いなく、あなたの『今』なのだから。

保護猫『とのま』の一言成長日記2024。11月~12月



12/3(火)

 今朝は起こしに来てくれたけど、私の様子をちょっと見て、起こすのをやめたようでした。一回、胸の上に乗ろうとしてやめた。そのあとはじっとそばにいて目覚ましのアラームが鳴るまで何もしませんでした。このインテリジェンスの高い行為は、まるで人間みたい。いやそれ以上。兄さんが今ちょっと、メンタル疲れている様子だから、とのちゃん、悪いけど、そのあたりもよくケアしてあげて。家族みんなで頑張るから、そして今日も、家族みんなでよろしくね。

12/2(月)

 今朝も起こしに来てはくれませんでしたが、私が起きたらすぐに起きてきて早朝ご飯の催促。今は猫草食べてます。そうか、じゃあ、もう1週間に2~3回しか起こしてくれないことにしたのか。それとも本当に、私の体に何か異変が起きていて、それを気遣って起こさないようにしているのか。とのちゃんだったら、それぐらいの新設やりかねないからなぁ、大丈夫だからね。後縦靭帯骨化症も、進むとは限らない病気だから、だましだまし、うまくやるよ。さあ、12月、そして新しい一週間の始まりだよ。今日も一日家族みんなでよろしくね。

12/1(日)

 昨日は久々に外で飲みました。帰ってきたのは、1時ぐらいでしょうか。なかなか楽しかったけど、なかなかしんどかった。やっぱり体力もお金も使いますね。とのちゃんは、ちゃんと起こしに来てくれましたよ。5時、半ぐらいかな。ちゃんと1時間半遅らせて。そのあと、ちょっと吐いてた。大丈夫かい??今は、特別早朝ご飯捕食中。ゆっくりたべな。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/30(土)

 今朝は私が起きた雰囲気を察して起こしに来てくれました。本当はずっと前から起きていたのに、遠慮してるみたい。確かにね、疲れがとり切れていない気がするけど、おおむね元気だよ。季節がね、ウロウロするから、体調もすぐれないわけだね、きっと。とのちゃんは?体調いい??兄さんは来週からテストだよ。もう年末だ、今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/29(金)

 今朝は、やっぱり起こしてくれませんでした……。単なる、気まぐれか?でも起きてるんですけどね、それで私が起きるとすぐによってきて、早朝ご飯は?!といいます。寒いからかなぁ、気を使ってくれてるんだろうなぁ、と、あのピュアな顔を見て思っています。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/28(木)

今日は約1週間ぶりに、とのちゃんが朝、起こしに来てくれました。だから今日は、とのちゃん記念日。やっぱり朝は、とのちゃんの、ニャニャで、起きないと寝ざめが悪いわ。今朝はそれほど寒くない、とのちゃんはベランダに出て、あ、すぐに戻ってきました。やっぱり外はちょっと寒いか。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/27(水)

今朝も起こしてくれませんでした。もう1週間以上。でも私が起きたすぐ後には起きてくるんだけど。まるで私が起きるのを待ってるかのように。彼の行動には何の意味があるんだろう。インテリジェンスの高い生き物だから、きっと何かの意思表示だと思う。もしそうなら、私を寝かしておいてやりたい、つまり、私は私が思う以上に疲れている。という事か??とのちゃんのやさしさに報いるべきか、とにかく、今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/26(火)

 いよいよ、起こしてくれなくなったようです。これもまた一つの進歩として受け止めるべきか。でもすぐ後で起きてきて、にゃ、と言って早朝ご飯を催促するところは変わりません。寒いからかなぁ、確かに寒い朝です。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/25(月)

どうしたんだろう、もう起こしてくれないのかな?ここ数日、とのちゃんが起こしに来てくれません。私が起きてから、のっそりと起きてきます。どういう心境の変化なのか、それとも、やっぱり私の体を気遣って、少しでも寝かせてあげようという優しさか。何となく寂しいような。でもとのちゃんが元気ならそれが一番。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/24(日)

 今朝も起こしに来てくれたんだけど私が大寝坊。今はふて寝してます。昨日はなぜか気が立ってて、左手を嚙みまくられました。なぜ??まあ、気が立ってることもあるわなぁ、とのちゃんだって。知性が高い証拠だよ。今日も一日家族みんなでよろしくね。 

11/23(土)

 今朝は私が意図的に大寝坊。6時に起きました。とのちゃんはその間、3回も起こしに来てくれました。早朝ご飯が食べたかったのかな。でも5時のレギュラー朝ごはんの後も起こしに来てくれたから、やっぱり、ちゃんと起こしに来てくれているんだなぁ、ありがとうね。今日も一日家族民案でよろしくね。

11/22(金)

 今朝も……。もう起こしてくれないのかなぁ、と思うとちょっと寂しいぞ。でもその直後に起きてきて、今早朝ご飯中。もうすっかり朝が寒いね。暖房起動!もう11月終盤だもんね。兄さんは今日は本当は持久走大会だけど、見学。自信があったって言ってるから残念だけどね。足のケガ、無理するとろくなことがないから、致し方なし。やっと金曜日だね。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/21(木)

 今朝も起こしに来てくれませんでした。寒いからというよりも、やっぱり私の体調を気遣ってくれているように思えます。試しに、何分延長したら起こしてくれるかと、目覚ましのスヌーズをし続けて2回。その間、「とのちゃん、起こしに来て」と念じ続けて約20分後、ニャニャ、と言いながら起こしに来てくれました。寒い朝だから、とのちゃんも暖かい場所に非難しなさいよ。ありがとう、大丈夫だからね。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/20(水)

 今日は珍しく、私が起きても起きてきませんでした。しばらくして、のっそり、起きてきました。体調が悪くないといいけど。ウンチも、おしっこの中に閉じ込めるような形でした。以前は、そんなことなかったのに。何か少しでもいつもと違うと体調の変化が気になります。でも全然元気だけどね。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/19(火)

 今日は病院で休み。でもけがをした息子を学校まで送り届けます。そのあと、病院。昨日もずいぶん遅くまで筋トレをしていた様子。まあ、そんな時間も必要だよ。今日はめちゃ寒いからけがをしたところを冷やさないように。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/18(月)

 今朝もアラームと同時に起こしに来てくれました。割と暖かい朝です。昨日、兄さんが練習試合中に裏太ももを痛めるアクシデントで病院に行ってきたよ。まあ、大したことはないようだけど、兄さんだいぶ凹んでたからとのちゃんも慰めてやってね。天気はまあまあみたい。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/17(日)

 今朝はブラウザの不具合により、45分ぐらいロスしました。ワードプレスの編集画面が表示されず。ブラウザのキャッシュを削除して解決。でも映像がすべてデフォルトされてしまって、それはそれで復旧が大変そう……。今日も兄さんの練習試合です。午後、観に行くかも。でも天気があまりよくなさそうです。とのちゃんはいつも通り、4時に起こしてくれて、今はカリカリタイム。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/16(土)

 今朝もアラームの鳴らない中、いつも通りの時間に体内時計ばっちりで起こしに来てくれました。昨日、手卸2tはきつかった。こしがやや痛い、そのせいか、大人しめ尚子氏方でした。いつも気づかいありがとうとのちゃん。今日も兄さんの試合を見に行くのでとのちゃんには尾する番を頼むことになりそうだよ。ごめんな、今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/15(金)

 今朝は私が起きるまで、妻の布団で待機していた様子。あれ?起こしに来ないなぁ、と思ったんだけど、ちゃんと起きてました。雨が降ってます。だからベランダはなし。でも7時ぐらいにはやむってさ。明日は兄さんの公式戦を観戦に行くので、とのちゃんはまた、留守番。ごめんな。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/14(木)

 今朝は私がトイレに起きた3時に同時に起きて、え?もう起きるの?って感じでしばらく私のそばにいましたが、そのうち、あ、ただのトイレか……、と気づいたらしく、また妻のところに二度寝に行きました。しかし、毎朝、本当は何時に起きてるんだろう。昼間ねてるとはいえ、家族亭地番の早起きなのには間違いない。おしりの周りに、黒い、ウンチ、貨と思ったら、そうじゃないらしい。リンパ、なんとか?が付いている。取った方がいいのかな。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/13(水)

 今朝は私の方が早起き。でもとのちゃんももう起きて様子をうかがっていた様子で、私が起きるとすぐに起きてきて、すりすり攻撃で迎撃してきました。ちょっと風があるみたいだね。今日はお母さんが起きてくる前に出かけるからベランダはなしだよ。いい天気ならいいね。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/12(火)

 今朝はアラームの時間に合わせて起こしに来てくれました。起きてたのか、慌てて起きたのか、最近朝が寒いので、きっととのちゃんもつらいはず。2つある猫草ポット、一つ植え替えるね。夏と違って冬は伸びるのが遅いから、頻繁に植え替えないと。昨日、ちょっと、吐いた?猫草じゃなくて、ただの、つば、か、胃液?調子悪いの?今は元気です。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/11(月)

 月曜日の朝です。とのちゃんは毎度、定刻におこしてくれました。でも今日は自分もアラームで起きた様子。すっかり朝が寒くなったね。なに?ベランダに出たいの?今朝は催促してます。昨日雨が降ってたから、ちょっと見てみるよ。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/10(日)

 今朝は日曜日でアラームがないので、ちょっと甘えて5時に起床。気が付けばとのちゃんは私の横で香箱座りで待機、そして私が目を覚ますのを確認して、小鳴き2回、そのあと腕の上で、香箱座り、あったか攻撃で起こしてくれました。でも冬のあったか攻撃は、逆効果化と……。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/9(土)

 今朝は土曜日でアラームが鳴らないにもかかわらず、今朝も、ですね、とのちゃんはその6.5㎏の体重を生かし、胸乗っかり攻撃で一気に起こしてくれました。今朝はめちゃ寒いので、暖房をつけてしまったよ。とのちゃんもさすがに、ベランダに出たい様子はありません。今日も兄さんの野球を見に行くので、とのちゃんは留守番かな。たぶん、お母さんがチュールをくれると思うよ。じゃあ今日も、家族みんなでよろしくね。

11/8(金)

今朝も、4時きっかりに起こしに来てくれました。でも私が寒さに負けて、10分だけ遅刻したんですが、そんな私も、まるで親のように、そばで見守ってくれる、時に君は我が家の主だね。今日も、これからもよろしく。そして今日も、家族みんなでよろしくね。

11/7(木)

今朝もアラームと同時に起こしに来てくれました。私の体調を、よし、と判断したのか、今朝は容赦ない、鼻フック攻撃で起こしてくれました。今は窓辺ネコ遂行中。寒いのに。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/6(水)

 今朝は3時半に、ちょっと早めに起こしに来てくれました。どうやら、伸び始めた猫草が気になる様子で、私が起きた後もずっと、「ほら!猫草、もうあんなに伸びてるよ!」としきりに窓辺に誘導する姿が、またあさイチから可愛らしいことこの上ない。まあ明日、そう、明日だね。明日上げることにしよう。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/5(火)

今朝は妻の布団にいて私が自主的に着てくるのを待っていた様子。甘えるな! ということでしょうか?わかりました。今週は火曜日スタート、天気はまあまあよさそうな関東地方です。息子は昨日の試合、2試合目に代打で出場、フォアボールでした。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/4(月)

今朝も、ちょっと寝坊ですが、定刻に起こしてくれました。アラームが鳴る月曜ですが振休で休みです。昨日、2試合に続き、今日も2試合の、連休なしの野球全力少年は、まだ寝てます。大変だね。高校生も。昨日、入間の航空祭だったようで、飛行機が飛んでましたね。今日もいい天気そうです、とのちゃん、今日も午後お留守番かも。ごめんな、ゆっくりしてて。餌と水とトイレは万全にしていくからさ。今日も一日家族みんなでよろしくね。

11/3(日)

 今朝はなぜか30分早起きしてしまいました。とのちゃんが枕元でゴロゴロ言ってたので、もうそんな時間?と思ったけど30分早かった。そのまま寝ようと思ったら、とのちゃんが、詰まんない……って言ったので、起きることにしました。ネコ語だったけど、アクセントがはっきり、つまんない……だったので、起きることにしたんだよ。今日は、お母さんは三島、兄さんは戸田にお出かけ、お父さんも午前中は野暮用でお出かけ。とのちゃん、またちょっと、お留守番お願いね。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/2(土)

 今朝はそばに来るものの、結局起こしてくれませんでした。私が疲れていると判断したときにそうするみたいで、やっぱり、今朝はちょっと疲れているようです。季節の変わり目はとのちゃんも体だるいんだろうなぁ、それなのに、早起きして、起こしてくれて、ありがとうね。助かってるよ、とのちゃん。でも、今日は雨が降ってるからベランダはなし。今日も一日、家族みんなでよろしくね。

11/1(金)

 今朝はなぜか1時ごろから私の足元に来て寝てました。とのちゃん。いつもはお母さんのところにいるのに、でもちゃんと4時には起こしてくれました。そこはいつもと変わらない。さあ、今日から11月ですね。まずは今日一日、家族みんなでよろしくね。